留学の準備-大まかなスケジュール(3):出願-


※本記事は、2010年~2014年にイギリス・ケンブリッジ大学の博士課程に在籍した僕の経験に基づいて2010年に書いたブログ記事を再掲載したものですので、現在における情報の正確性は各自で確認してください。

(3) 希望留学先大学への出願

希望留学先大学への出願自体はそれほど難しくない。今どきの大学はオンラインで出願することができる(と思う)。

ケンブリッジ大学の出願を例にすると、まず学生はオンラインのフォームに記入していく形で出願を行う。出願受け付けは留学開始の前年12月頃で欧米の大学ならどこも似たような時期だと思う。フォームには学生の住所氏名、学歴、成績、などの他に履修コース、希望指導教員、志望理由、研究内容や、推薦者(2名)の情報などを記入しなければいけない。またオンラインフォームを通じての出願には5000円くらいの費用がかかった。

オンラインでの出願が完了すると、次はさまざまな書類を準備して送付しなければいけない。例えば、上記2名の推薦者による推薦状、成績証明書や語学力の証明書(TOEFLの場合、ETSから直接送る)、留学先での研究計画及び研究分野に関するエッセイなどである。これらの書類をそれぞれ決められたフォーマットで用意し、決められた方法で封入し大学へ送付する。ここで、不足書類がある場合(例えば語学のスコアをクリアしていない、など)は不足書類以外を送る(これができるかどうかは大学に因るかもしれない)。

不足書類があるがそれ以外は合格の場合、conditional offerというものを受け取ることができる。これは不足書類を期限までに揃えれば晴れて合格という意味合いのオファーである。この後、必要書類(例えば語学や資金の証明)を送付すれば入学許可が下りる。ちなみにTOEFLを使った場合の語学力の証明はETSに頼んで大学へ直接送ってもらうスコアシート、奨学金を用いた場合の資金の証明には奨学財団から送られるoffer letterを用いることが多い。

これらのプロセスには数か月~半年以上かかる。さらに、大学がオファーしている奨学金を申し込む場合、さらにかかるかもしれない。また、語学や資金などで不足がある場合、他の書類の準備に加え、それらの獲得に取り組む必要がある。さらに、授業、卒業・修了研究、学会、バイトなどの日本の大学での活動もある為、それなりに忙しくなるかもしれない(でも案外大丈夫)。出願に関して分らないことがあれば積極的に希望大学の入試課及び留学先での希望指導教員にコンタクトをとること。しかし、繁忙期になると、入試課のメールアドレスへ送っても自動返信メールしか返ってこないことが多い。肝心な時に役に立たないことに加え、肝心な時にミスは起こるものなので、願書に絡む行動は早め早めを心がけよう!

基本的なことだが、送付する全ての書類はコピーを取っておくと何かと役に立つ。また締切期限が迫っている場合には普通郵便よりもEMSを使うと安心。どちらも郵便局で取り扱われている。ちなみに僕が最終的な入学許可を受け取ったのは7月上旬だった。どちらかというと遅い方だと思う。。。

出願に関する大まかな流れはここに書いたとおりだが、大学によって異なることも多いので必ず各大学のWebなどで確認しよう。Webのみでは不明な場合はメールなどで問い合わせるべき。留学先の希望指導教員も活用しよう。さらに留学先に知り合いがいる場合、大きな助けになってくれるかもしれないが、非公式な情報は鵜呑みにしないこと(その知り合いが嘘を言っているんじゃなくて、出願のルールは年々変わるから。)。


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