Flowsquare+最適マシン製作3


前回までに揃った自作パーツを組み立てました。基本的にPCパーツやコネクター類は付くようにしか付かない設計となっていますので、組むだけであれば、プラモデルより簡単かもしれません。とは言うものの、以下にいくつか気を付ける点を挙げておきます。

  • CPUの向きに気を付ける。CPUの角についている小さな切り欠きがソケットの切り欠きに合うように付けるのですが、非常に小さいために気が付きにくいです。
  • メモリを差す位置に気を付ける。近年のCPUはデュアルチャネルという並列処理により、メモリI/Oを高速に行う技術に対応していますので、基本的にはメモリ2枚以上で使います。今回利用しているマザーボードのように、メモリスロットが4つある場合で、2枚のみ使う場合、どこにメモリを差さないといけないかがマザーボードのマニュアルに書かれているはずですので、これに従います。従わなくても動作しますが、速度は低下します。
  • CPUクーラーが大きい場合、メモリ等を先に装着しておく。
  • 今回のようにグラフィックカードが比較的大きい場合、マザーボードをケースに取り付け、配線やケーブルの取り回し等を終わらせてから装着すると作業が楽になる。
  • BIOS等の設定があるので、Bluetoothでないマウスやキーボードを用意する。

一般的な自作PCと異なり、今回の自作PCでは、非常に大きなCPUクーラーを採用しました。これは、 数値熱流体解析では長時間CPU負荷が大きい状態が続くことから、(1)高負荷条件でもできるだけ騒音を抑えてCPU温度を一定に保つためや、(2)CPUをオーバークロックした際の温度による性能低下を避けるためです。また、今回は敢えて水冷を採用しませんでした。

巨大CPUクーラー。

今回は、ミドルタワーのケースにファンが2つ、CPUクーラーにファンが2つの計4つ(+電源のファン)のファンがついており、それぞれのファンの向きはPCケース内の熱輸送をある程度考えて決定します。

部品や配線に関する説明は、すべてマザーボードの説明書に記載されています。多くのマザーボードメーカーでは、図付きの分かりやすい説明書が付属します。GPU以外の部品をマザーボードに装着し終えると、マザーボードをケースに取り付け、配線を行い最後にGPUを装着します。

ケースに組み込んだマザーボード

組み終えると、電源ケーブル、モニタ、キーボード、マウス等を接続し、いよいよ電源を入れます。

今回使ったGPUであるASUS TUF-GTX1660TI-O6G-GAMINGには、HDMIソケットが2つ付いているのですが、この段階で片方は機能しませんでした(ドライバーインストール後に使えるようになった模様)。最初は画面が表示されなくて少し焦りましたが、こういうことは良くあるようです。

BIOSの画面が正しく表示されると、いよいよOSのインストールです。今回の自作PCでは、光学ドライブを搭載しないので、USB経由でのOSインストールを行いました。上にも書きましたが、この際、Bluetoothのキーボードやマウスは使えませんので、それ以外の接続方法を持つデバイスを用意する必要があります。

いよいよOSのインストール

今回利用したM.2接続のSSDのおかげか、OSのインストールが速くなったと感じました。OSのインストール後は、ドライバーのインストールやWindowsのアップデート等を行います。 BIOSのアップデートも必要に応じて行います。

完成したPC

なかなか良いPCができたと思います。次回以降は、組み立てたPCによるFlowsquare+の速度計測やCPUやメモリの最適化を実施します。


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