Flowsquare+最適化作業(1)


2020年に予定( https://fsp.norasci.com/updates.html)している大型のアップデート項目は3つあり、そのうちの一つが、並列性能の最適化です。

以前の記事(Flowsquare+最適マシン製作4(最終回))にて紹介したように、メニーコア型PCの低価格化により、一般PCにおいても並列レベルを上げた高速化が有効になると考えられます。

現状のFlowsquare+では、並列計算に対応しているものの、計算速度の最適化に関しては、シリアル処理または低次元の並列計算に焦点を置いていましたので、これを今後変更する必要があります。

また、数値計算精度をあまり犠牲にすることなく計算コストを削減するような、 比較的新しい数値計算技術の採用により、並列次元関係なく計算速度の向上も可能となります。

最適化(OPT1.1)適用前後における計算時間比較

上図は、ベンチマーク用の「F1モデルの風洞シミュレーション」を、最適化(OPT1.1)前後のソルバーを用いて実施した結果から得られた、同じ時間ステップにおける計算速度の比較です。OPT1.1のみでも元から約15%ほど計算速度が向上していることが分かります。

2020年公開予定のバージョンに組み込む全最適化を完了するまで、まだ多くの開発工程が残されていますが、限られたリソースで少しずつ開発を進めて参る予定です。

今後ともFlowsquare+及びNora Scientificのサポートをよろしくお願いします。


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