Flowsquare+最適化作業(2)


1か月ほど一般公開版のFlowsquare+アップデート作業が滞っておりました。受注しているカスタムFlowsquare+等の開発作業により、公開版Flowsquare+の最適化作業の進捗がゆっくりですが、開発者二人で隙間時間を見つけつつ、無理をせず最適化を進めている状況です。

前回は、計算アルゴリズムの変更を行い、計算速度向上を行いましたが、今回は、並列計算アルゴリズムの最適化を実施し、並列計算効率の向上を目指しました。

下図は、既に公開されているベンチマーク用シミュレーションケース 「F1モデルの風洞シミュレーション」 の、100ステップ目における1ステップ当たりの計算時間に基づく、並列数(横軸)と並列による計算速度向上率の関係です。現在公開中の2019R3.1と今回の最適化(OPT2.1)を施したものの比較です。

並列数(横軸)と並列による計算速度向上率のプロット。オレンジ:公開版(2019R3.1)、青;開発版(OPT2.1)。

並列計算向上率は、並列無しの条件における計算速度に対し、各並列数で何倍の計算速度で処理できたか、という指標です。理想的には、2並列(上図で左から2点目)で2倍、6並列(左から3点目)で6倍の向上率が期待できます。

今回適用した最適化OPT2.1により、2並列において1.6倍から1.9倍、6並列の場合、2.8倍から4.2倍に向上しています。

今後も更なる並列性能向上に向けて、より高度な最適化作業を実施する予定です。


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